毎日の仕事をこなす中で、心が乱れてしまうことってあると思います。
それは仕事に対する「焦り」だったり、人間関係で生じた「イライラ」が原因かもしれません。
こうした仕事中の“心の乱れ”は、集中力ややる気を低下させ、心のモヤモヤやピリピリした状態を作り上げてしまいます。
心が乱れやすくなるのは、自分の精神的な安全地帯(テリトリー)から出て、刺激を多く受ける”会社”という外の世界にいることが関係しています。
外部からの刺激やストレスを完全にゼロにすることはできませんが、うまく軽減したり気分転換することで、いつもよりも心穏やかな気持ちで仕事にあたることができるようになります。
私は過去に仕事中の焦燥感や不安感によく悩まされていました。周りの目を気にするあまり、息苦しくなったり漠然とした不安を抱えるようになってしまったのです。
当然このような状態では仕事に集中することはできず、ミスをしてしまうことも増えました。何とかこうした状況から抜け出すために、私はいくつかのリラックスグッズを試してみることに。すると今まで苦しめられていた症状が和らぎ、平穏な気持ちで過ごせる日が増えていきました。
この記事の目次
仕事中の心の乱れはなぜ起こる?
どんな人でも、仕事中は自分の家にいるときよりも精神的なストレスを感じるものです。
仕事が終わるとホッとして気分が軽くなったり、飲食がしたくなったりするのも、このストレスから開放されるためですね。
仕事中には神経が張り詰めていて、そのときには自律神経の「交感神経」が活性化し”活動モード”になっています。
そして仕事が終わると責任感やストレスから開放されて、反対の“副交感神経”に切り替わり、プライベートな時間をリラックスして楽しむことができるようになります。
しかし、あまりに長くストレス状態が続いたり一度に過度なストレスを受けたりすると、交感神経側に強く傾いてしまうことがあります。こうなると、リラックスモードになかなか切り替わらず、常に緊張した状態が続くことになってしまいます。
これが仕事中のイライラやモヤモヤといった心の乱れを引き起こす原因です。
仕事のプレッシャーに加えて、職場での人間関係がうまくいっていない場合などは、さらにこういった症状が現れる危険性は高まるでしょう。
仕事中に心が乱れることで起きる具体的な症状
こうした仕事中の心の乱れは、上記で説明したように“自律神経が乱れること”で発生します。具体的な症状は以下のようなものです。
- 集中力が低下してミスが増える
- 小さなことにイライラしやすくなる
- 漠然とした不安感や憂鬱を感じる
- 焦燥感・パニック症状が出る
- 緊張感や息苦しさを感じる
- 周りの視線が異常に気になる
こうした状態に頻繁になるようであれば、溜まったストレスが限界に達している証拠であり、そのまま対処せずに仕事を続けてしまうと、回復までに長期間を要さなければならないほど悪化してしまう可能性もあります。
仕事中に心が乱れやすくなるシチュエーションとは
上記のような状態に陥りやすくなる、職場でのシチュエーションは以下のようなものです。
- 周りに認められたい気持ちが強すぎるとき
- 職場に苦手な人がいるとき
- 上司や先輩から否定されたり指摘されたとき
- 大事な仕事(プレッシャーの大きい仕事)を控えているとき
- 複数人の前で発言するとき
こういったシチュエーションでは、たいてい多くの人がそれなりに負荷がかかるものですが、頻繁に不調を感じるようであれば自律神経が過度に高まっている可能性が高いといえます。
また、仕事中のみならず、仕事前や仕事後にも同じような状態になるような場合はさらに状態が悪化している可能性もあるでしょう。
このレベルになると、終業して帰宅してからも会社のことを考え込んでしまったり、そこで働いていること自体に嫌悪感を抱くようになってしまいますので、早急な対処が必要となります。
仕事中の心の乱れを解消するには、気持ちを上手に切り替えることが大切!
人はストレスがまったくない状態も、それはそれで良くありません。仕事で大きな責任を負い、それを乗り越えると精神的にも強くなることができますし、そうした達成感は自己肯定感を高めるためにも必要なことです。
大事なのは、適度なストレスとリラックスの”メリハリ”です。
もし仕事中に心が乱れてしまったら、それを我慢したり放っておくのではなく、上手くリセットする癖をつけると良いと思います。最近では、気分転換やリラックスに役立つグッズ・アイテムがたくさん売られていますので、そうしたものを積極的に取り入れてみると気持ち的に意外なほど楽になることがありますよ。
仕事中の心の乱れを整えてくれるリラックスグッズ3つ
以下にご紹介するのは、私自身が仕事中の気分転換やリラックスのために使っているグッズです。
今までリラックス関連グッズはさんざん試してきましたが、結果として高い効果を感じることができたものを3つをご紹介します。
アロマのリラックス効果を利用する
意外と知られていないのですが、ストレスケアとして人気の「アロマ」は、自律神経の調整作用が非常に高いアイテムです。
人の嗅覚神経は脳中枢と直結しているので、心地よい香りを嗅ぐことで速やかに脳内と自律神経を鎮静化させる効果があるのです。
ピリピリして神経が敏感になっているとき、モヤモヤとした不安を感じるときに特におすすめです。
「アロマオイル」を使って「手作りスプレー」を作って携帯しておくと、職場で簡単にストレスケアをすることができます。
”手作り”と聞くとハードルが高そうですが、やってみると意外に簡単ですよ。
手作りアロマスプレーの作り方
- お好みのアロマオイル
- 精製水(ミネラルウォーターでも可)
- 無水エタノール
- 携帯用スプレーボトル
- 計量カップ
- 計量カップに精製水20ml:無水エタノール10mlを入れて混ぜます
- そこにアロマオイルを垂らします(ハンカチなどに染み込ませて使う場合には10滴程度、肌に直接かけたい場合には3~5滴)
- これをスプレーボトルに移して完成
職場で気分が不安定になったときなどに、スプレーを取り出してハンカチや手首につけて香りを嗅ぐと、瞬時に心を落ち着けることができます(あらかじめハンカチに染み込ませておいてもOK)。
アロマオイルにはたくさんの種類があり、それぞれに効能が少し違うとされていますが、肝心なのは「自分が嗅いでみて落ち着く香り」を選ぶことです。
ラベンダーやオレンジ、グレープフルーツなどは比較的万人受けする香りで、リラックス作用も高いのでおすすめです。
ただ、100円ショップなどで売られている合成香料のものは持続性に欠けるためあまりおすすめしません。
リラックス効果のある飲み物を飲む
アロマと同じくストレスケアによく利用されているのが「ハーブティー」です。
心地よい香りと、茶葉が持つリラックス作用のダブル効果で、精神医療でもハーブ療法が活用されるほど鎮静効果の高い方法です。
ハーブティーなら、仕事中のドリンクとして自然な流れで手早く飲むことができます。
ハーブティーから高い効果を得るには、ある程度のブレンド(配合)に関する知識も必要になり、アロマのように「好きな香りを選べばOK」というわけにはいきません。
そこで私が選んだのは、メンタルケアハーブティーとして売られていた『MENTハーブティー』という商品です。
MENTハーブティーには、心と自律神経の調整に役立つハーブが複数配合されていて、乱れた心を整える手助けをしてくれます。
落ち込みに対する改善効果が高い「ロディオラ」や、気分をリセットする「ローズマリー」、神経伝達物質に作用してストレスに対抗する「オート」、気を鎮めて苦痛を和らげる効果の「ペパーミント」といった希少な植物が8種類ブレンドされています。
MENTハーブティーには「朝用」「夜用」とありますが、私はリラックス作用を重視するために「夜用」を職場で飲んでいました。会社の同僚にも紹介したところ「すごく落ち着くね!私も欲しい!」と好評だったのでよくおすそ分けしていました。1袋に30個のティーバッグが入っているので1度買うとしばらく持ちますよ。
MENTの公式サイト→MENTハーブティー公式サイト
仕事中のカフェイン飲料はあまり良くない
仕事中のドリンクとして、コーヒーなどのカフェイン飲料を好む人は多いと思います。カフェイン飲料は一時的な集中力の向上や眠気防止に役立つ覚醒作用が期待できますが、疲労感や倦怠感を引き起こすといったデメリットがあることも忘れてはなりません。
一日を通して気分を安定させるためにも、カフェイン飲料はあまりとらない方が良いと思います。
アロマシートで顔や体をふく
突発的に起こる不安感や息苦しさなどの対処として、濡れたハンカチやシートで顔や腕などを拭くことも効果的です。そうすることで、気持ちをリセットしたり心を落ち着けることができます。
最近ではアロマの需要が高まっていることもあり、利便性を重視した商品もいくつか開発されています。
中でも『ハーバンエッセンシャルズ アロマタオル』は、使い捨てタイプのエッセンシャルオイルを染み込ませたシートで、一枚づつ別梱包された非常に使いやすいアロマグッズです。
「ペパーミント」「ラベンダー」「ユーカリ」「レモン」など香りのラインナップも豊富なので、自分の好みに合わせて選びやすいのも気に入っている点。個人的には「レモン」がお気に入りです。
デスク周りなど身近な箇所に使って芳香剤代わりとしても利用できますが、職場で気分を鎮めたいときなどは顔や体を直接ふいてリフレッシュしています。
ハーバンエッセンシャルズ アロマタオル ミニ レモン (個包装7枚入り) 新品価格 |
最後に
精神的なプレッシャーのかかりやすい職場では、とくにストレスコントロールが大切になってきます。
私の場合は、今回ご紹介した3つのグッズを使うことで、職場にいるときの気分を効果的に安定させることができました。
仕事中に心が乱れがちな方は、ぜひ一度試してみてください。
〈まとめ〉
- 仕事中の心の乱れはストレスの蓄積によって起きる
- 仕事中に心の乱れを感じるのには特定のシチュエーションが存在する
- 仕事中に心の乱れを起こさないためには「気持ちを切り替える」ことが大切
- 「アロマスプレー」『MENTハーブティー』『ハーバルエッセンシャルズアロマタオル』がおすすめ!
対人関係において不安や緊張を覚えやすく、実生活で精神的苦痛や疲弊を感じやすい性質や傾向を『シャイネス』といいます。
シャイネスの中には、『内気』や『恥ずかしがり』、『人見知り』といったものも含まれ、それが原因で人付き合いを避けてしまう方は多いとされています。
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